マンダムの強み「男性化粧品市場を開拓した オンリーワンビジネス」 "Only One" business concept that opens up the men's cosmetics market

他社に先駆けて新しい売り方や新しい商品を打ち出していきます

市場の創造とともに規模を拡大

マンダムは古くから頭髪化粧品、とりわけ男性化粧品に特化した事業を展開してきました。近年日本の男性化粧品市場は、約1,200億円規模と、ひとつの市場として定着しています。しかし、会社設立時の化粧品市場は小さく、剤型のバリエーションも、それほど多くはありませんでした。よって、事業を成長させるためには、市場シェアの拡大だけではなく市場創造が必要不可欠でした。それまでの化粧品の概念にとらわれず、常に生活者のニーズやウォンツと真正面から向き合い、とくに男性の嗜好性に合わせた男性専用の化粧品を次々に発売してきました。

他社に先駆けて、泡状整髪料やシートタイプの洗顔料、黒髪用ヘアカラーなどの商品を発売し、新たなカテゴリーに挑戦することで市場を創造し、男性化粧品市場を拡大してきました。
その結果、1999年にはギャツビーブランドが男性化粧品ブランドとして業界初の売上100億円を突破し、マンダムは男性化粧品メーカーとして確固たる地位を確立しました。

1985年3月 一般男性化粧品初のヘアフォーム「ギャツビー スタイリングフォーム」を発売
1989年9月 業界で初めての無香料男性化粧品「ルシード」を発売
1996年2月 「ギャツビー フェイシャルペーパー」を発売し、新たな市場を創造
2001年3月 「ギャツビー ヘアカラーシリーズ」を発売し、男性黒髪用ヘアカラー市場を創造

さまざまな分野の研究に取り組み、ノウハウを蓄積しています

アジアで強みを持つブランド「ギャツビー」と、ミドル男性に向けた「ルシード」

マンダムは「ギャツビー」「ルシード」といった男性化粧品ブランドを複数展開していますが、香りや、清涼感、使用感、そしてパッケージなど、あらゆる面において、男性ならではの嗜好性を追求し、細かなニーズやウォンツにまで対応した商品を幅広く提供しています。なかでも「ギャツビー」は、ヘアスタイリング、ヘアカラー、フェイスケア、シェービング、ボディケア、フレグランスといった身だしなみからおしゃれに関わる、あらゆるグルーミングシーンに対応したカテゴリーにおいて商品を展開し、多くのカテゴリーにおいて、シェアNo.1を獲得しています。
長年にわたり男性化粧品に特化して展開してきたため、男性の髪や肌、感覚の嗜好性や特性など、さまざまな分野において研究に取り組み、それらをノウハウとして蓄積してきました。

近年では、汗臭でも加齢臭でもない、ミドル世代のアブラっぽい汗のニオイ「ミドル脂臭」の原因となる「ジアセチル」を、独自の手法により解明。異業種の企業様向けに、「ニオイケアセミナー」を実施したり、「ルシード」からミドル男性に向け、スカルプシャンプーやボディウォッシュなどの商品を発売したりするなど、“ニオイケア提案”を勧めています。

さらなる市場拡大に向けて

日本において、男性化粧品市場の成長は鈍化傾向にありますが、今後も、新たなウォンツの具現化や化粧行動の提案によってカテゴリーやバリエーションを拡大することで、市場拡大に取り組んでいきます。また、アジアにおいては、男性化粧品市場はまだまだ未成熟市場ですが、男性の美意識は年々高まっており、さらなる市場成長が期待できます。

これからも日本とアジアにおける男性生活者のニーズやウォンツと向き合い、市場創造による男性化粧品市場の拡大に努めていきます。