「お役立ち」を最大化する独自の取組み Unique Initiatives that Maximize Our Dedication to Service (Oyakudachi)
「機能と快適の両立」へのこだわり
マンダムは、安全はもちろん、機能と快適の両立も最大限追及した商品開発を行っています。
事例1:TRPチャネル研究
化粧品業界で初めて、刺激受容体「TRP(Transient Receptor Potential)チャネル」を利用し、「ピリピリ」「ヒリヒリ」といった皮膚の不快な感覚刺激の評価法を2007年に開発しました。感覚刺激を引き起こすメカニズムや、それを低減させる成分の探索を進めており、この技術は女性化粧品やヘアカラー、デオドラント商品に応用しています。
関連リリース
- アルムKが細胞の感覚センサーTRPV1、TRPA1の活性を抑制することで、痛みや刺激を感じにくくすることを発見
- マンダムと医薬基盤・健康・栄養研究所、日本で初めて細胞の感覚センサーであるTRPM4が表皮角化細胞の免疫反応を制御していることを確認
- 第96回日本生理学会大会で入澤宏・彩記念JPS優秀論文賞を受賞
- 第94回日本生理学会大会で優秀論文賞を受賞
- メントールによる鎮痛のメカニズムを解明
- 水などの低浸透圧液が鼻腔や眼の中に入ることで刺激になるメカニズムを解明
- 冷たいと感じる温度が変化するメカニズムを解明
- ユーカリ由来成分ユーカリプトールに清涼感の不快刺激低減効果を発見
- 業界初、マンダムが皮膚上の感覚刺激と刺激受容体の関係を解明
- やさしさを追求するために、業界で初めて、マンダムが刺激受容体を利用した感覚刺激の評価法を開発
事例2:ヘアカラーにおける、高い染毛機能と刺激低減の両立
ヘアカラーを使用した際に感じる刺激や不快感が、染毛機能を高めるアルカリ成分によって引き起こされるメカニズムを、世界で初めて解明。さらに、この研究を応用し、「炭酸イオン」に感覚刺激を低減させる効果があることを突き止めました。これにより、高い染毛機能と刺激低減を両立させた商品が実現しました。
事例3:泡洗顔
微細で均一、かつ絶妙な弾力性のある泡を持つ洗顔料を開発で応用することに成功しました。凹凸のある肌表面に密着しやすく、微細な泡が毛穴の奥まで届いて汚れを除去。さらに、弾力ある泡を肌の上で動かすだけで洗浄できるため、肌への摩擦や負担を抑えることも可能にしました。