サステナビリティニュース Sustainability News
コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2016.11.11
社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき さまで「身だしなみ教室」を開催しました。
2016年10月17日(月)、社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき さまで「身だしなみ教室」を開催しました。
参加された皆さんは、男子6名、女子2名の生徒の方々で、さまざまな体験、経験を積みながら、集団で生活できる力を身に付けるために2年間通学されています。事前のスタッフさまとの打ち合わせで、集団生活に必要な「身だしなみ」を身に付けてもらうという目的を踏まえて、「大人になる」を今回のキーワードとして繰り返し使用することで、「身だしなみ」の重要性を生徒の方々に印象づけることになりました。
前半の「本日の身だしなみチェック」のコーナーでは、朝起きて顔を洗ったか、目ヤニは付いてないか、寝ぐせは付いてないか、ひげの剃り残しはないかなど、自身の顔をじっくり鏡で見て確認しながら、身だしなみについて理解を深めてもらいました。
後半の化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、洗顔フォームを使用して「正しい洗顔方法」を全員体験された後、髪の毛の寝ぐせの直し方、顔に汗をかいた時の対処方法を学んでいただきました。
今回も参加いただいた皆さんが積極的で、大変明るく楽しい雰囲気の中で開催することができました。ご協力いただいたスタッフのみなさま、ありがとうございました。
[コメント]社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき 高橋優子さま
生活訓練つみきでは、障がいのある18歳以上の方が2年間という枠の中で楽しいという体験の中から仲間とともに自分のペースで成長していくことをモットーにしている場所です。
今回、身だしなみについて「大人への一歩」という導入をしていただき、卒業を前にした2年生は実習前のいい経験になり、「大人」という言葉にあこがれている1年生にはドキドキの時間だったと思います。
普段手を洗うのも石鹸が手につくと気持ち悪いという学生もいて、どうなるかと思っていましたが、洗顔の体験後「気持ちいい!」と笑顔で言っている学生や、ワックスをつけたあとに「男前になったやん!」とスタッフに言われてまんざらでもないといったような表情をする学生もいました。家に帰ってからもマンダム商品で洗顔をしたりなど、ご家族の方からもうれしい言葉をいただきました。
身だしなみ教室など、また学生に教えに来ていただきたいと思います。本当にありがとうございました。