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コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2017.07.21

関西大学高等部さま「持続可能な開発目標(SDGs)」について考える特別授業に協力しました。

 2017年6月20日(火)、関西大学高等部さまの「大阪フィールドワーク」に参加し、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」について考える特別授業に協力しました。

 文部科学省では、グローバルリーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を図る「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」事業を平成26年度より推進されています。
 SGH指定校である関西大学高等部さま(大阪府高槻市)では、国際理解教育の要素を融合させながら幅広い分野を網羅して学ぶ“探究学習”の実践により、課題の発見・解決に取り組み、またその内容や範囲を徐々に広げ、最終的には世界に目をむけることを通じて、グローバルリーダーとして活躍するための素養を養う取り組みを実施されています。

 今回、関西大学高等部さまの初めての試みとして、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」をテーマに、高等部2年生(約150名)と複数の企業・団体とが対話・意見交換を行う特別授業を開催されるということで協力のご依頼があり、マンダムは、前半の全体講義と後半の分科会を担当しました。

 生徒約150名が受講する前半の全体講義では、CSR(企業の社会的責任)について触れながら、SDGsと持続可能な社会の実現にむけたわたしたちの役割について説明させていただきました。講義の内容については、後半の分科会につながるように、SDGsの背景にある、普段の生活のなかでは気付かないさまざまな社会・環境問題、そしてその解決にむけて取り組んでいる日本の企業や団体の取り組みについて、できるだけ多くの事例を紹介するようにしました。

 また、後半の分科会では、SDGsの各目標ごとに分かれ、企業や行政、NGO/NPO、大学教授など多様な方々が、研究テーマに選択した生徒との対話・意見交換を実施しました。わたしたちマンダムは、「目標12:つくる責任つかう責任」を担当しました。

参考:関西大学高等部WEBサイト【高等部2年】プロジェクトゼミ 大阪フィールドワークを実施しました

 

 関西大学高等部さまの今回の取り組みに参加させていただいたことで、若い世代の意見や考え方について、彼ら/彼女らから直接話を聞くことができたこと、また、参加された他の企業やNGO/NPO、大学の方々からも色々とお話を聞かせていただくことができました。
 今後も、こうした社外の方々や若い世代の方々との接点を通じて、多様な意見をうかがいながら、社会からの期待と要請に応え続けるCSRと持続可能な社会の実現にむけてお役立ちしていきたいと思います。
 今回の取り組みにお声掛けをいただきました関西大学の関係者の皆さま、ならびに生徒の皆さまや色々とご意見をいただきました方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。


[コメント] 関西大学 中等部 高等部 SGH推進部 主任 松村湖生さま

 本校は2014年にSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され「持続可能な地球環境の構築に対するイノベーターの育成」を構想テーマとし、探究活動を中心とした取り組みを行っております。
 1年生の生徒たちは身近なところから課題を発見し、それを探究する作法を学び、グループで課題解決の活動を行います。2年生では個人のテーマになり、その課題について日本の強みとともに海外との比較をしながら、グローバルな視点で探究し、研究論文を書いていきます。

 

参考:関西大学高等部WEBサイト 教育内容・進路 > スーパーグローバルハイスクール

 今回のSDGsの特別授業は、参加した生徒たちにとって地球規模で課題を見つけるきっかけになればと期待して開催させていただきました。今回の特別授業が大成功に終わったこと。株式会社マンダム様をはじめとして、参加してくださった多くの方に心から感謝申しあげます。

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