サステナビリティニュース Sustainability News
コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2017.08.30
中学生の職場体験「トライやる・ウィーク2017」に協力しました。
2017年6月5日(月)から6月9日(金)までの5日間、福崎工場(兵庫県神崎郡)にて、中学生の職場体験「トライやる・ウィーク」を実施しました。
兵庫県教育委員会では、中学生の地元企業への職場体験「トライやる・ウィーク」を1998年から企画実施されており、福崎工場ではその受け入れ先として、初年度から継続して協力しています。
トライやる・ウィーク実施の主旨は、中学生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域でのさまざまな体験活動を通じて、地域に学び、共に生きる心や感謝の心を育み、自立性を高めるなど、「生きる力」の育成を図ることにあります。また、トライやる・ウィークへの取り組みを通じて、学校、家庭、地域社会の連携を深め、社会全体で子どもたちの人間形成や社会的自立の支援を行なうことで、子どもたちを中心とした地域コミュニティの構築へと発展することも期待されています。
今年も、4名の中学生(福崎西中学校2名、香寺中学校2名)からの体験希望があり、福崎工場で5日間の実習を受けていただきました。実習では、福崎工場の概要説明、工場ルールや安全教育の講義を受けた後に、秤量作業や、「容器出し」、内函(3箇箱)入れ、品質検査などを体験いただきました。慣れない作業や、実際にお店で売られるものを作っているというプレッシャーもあり、疲れもあったかと思いますが、楽しく取り組まれている様子でした。
実習の総括では、マンダムにおける「お役立ちの精神」とあわせて、会社に来て働くことだけが仕事なのではなく、家で食事が用意されていたり、勉強道具が普通に揃っていたりなど、日常で当たり前だと思っていることは、実は大人による「仕事」によって与えられていたものである、ということをお話させていただきました。
生徒の皆さんの感想では、「仕事にはさまざまな人が関わっていることがわかった」、「チームワークがいる仕事だった」「今回の体験を活かして、影から誰かを支えられるようになりたい」など、いろいろな体験をとおして、さまざまな気づきがあったようでした。
後日、生徒の皆さんから校内新聞と丁寧なお手紙をいただきましたので、ご紹介させていただきます。こちらこそ、ありがとうございました。