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コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2018.01.24
兵庫県立阪神特別支援学校 分教室さまで「身だしなみ教室」を開催しました。
2017年12月18日(月)兵庫県立阪神特別支援学校 分教室さまで「身だしなみ教室」を開催しました。
参加された生徒の皆さまは1年生の男子13名・女子3名で、これから企業実習を通じて初めて社会参加される生徒さんです。
開催にあたり学校さまとの事前打ち合わせで、企業実習にむけた社会人のマナーである身だしなみについて、「身だしなみとおしゃれ」の違いの理解、そして社会人として身だしなみを大切にしつつ、個人として「おしゃれも楽しむ」といった講義内容を組み立てることにしました。
講義前半では、「今日の身だしなみはできているか・できていないか」について、身だしなみチェックシートを使用し、卓上鏡で自身の顔をじっくり見て確認しながら、ヒゲの剃り残しはないか、目ヤニはついていないか、寝ぐせはどうかなど、「身だしなみ」について理解を深めてもらいました。
講義後半では、洗顔フォームを使った「正しい洗顔方法」を全員で体験、そして「汗をかいた時の対処方法」として、デオドラントスプレーやフェイシャルペーパーを使用し、汗による体や顔のベタつきの拭き取り方を学んでいただきました。また、「おしゃれ」を楽しむこととして、ワックスを使用したおしゃれなヘアセットにもチャレンジしていただきました。
参加された生徒の皆さまの積極的な姿とワクワクされた眼差しがとても印象的で、企業実習にむけた社会人としての「身だしなみ」について、日々学ばれている生徒の皆さまにお役立ちできたと思います。
開催にあたりご協力いただいた、兵庫県立阪神特別支援学校
分教室の先生の皆さま、ありがとうございました。
[コメント] 兵庫県立阪神特別支援学校 分教室 第1学年担当 中来田 治さま
今回は、本校分教室生対象に「身だしなみ教室」を実施していただき、ありがとうございました。
「身だしなみ」を整えることがいかに大切か、また「おしゃれ」との違いなどを、視覚的教材を上手に使いながら、楽しく、分かりやすく説明していただき、生徒たちの今後の企業実習にむけて大変役に立ちました。
また、こちらが希望いたしました洗顔の方法や髪の整え方などを重点的にお話をしていただきました。洗顔料を使うことに慣れていない生徒は、体験後の爽やかさに感動しておりました。
そして何より、生徒たちが喜んだのは、男子はワックスを使ったヘアスタイリング、女子はシートマスクの使用でした。男子はいつもと違う髪型に照れながらも、周りの人に「どう?似合う?」と尋ね、また、友だちからは「かっこいい!」と声をかけられ、ニンマリ笑顔でした。女子も初めてのシートマスクの使用は、「大人の女性」になったようでうれしそうでした。
このような貴重な体験をご提供くださいまして、本当にありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。