サステナビリティニュース Sustainability News
コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2018.07.03
SGH関西大学高等部「大阪フィールドワーク ~持続可能な開発目標(SDGs)について考える特別授業~」にご協力しました。
2018年06月21日(木)に関西大学梅田キャンパスで開催されました「関西大学高等部2年 ~持続可能な開発目標(SDGs)について考える特別授業~」にご協力しました。
文部科学省では、グローバルリーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を図るスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業を平成26年度より推進されています。
SGH指定校である関西大学高等部さま(大阪府高槻市)では、国際理解教育の要素を融合させながら幅広い分野を網羅して学ぶ“探究学習”の実践により、課題の発見・解決に取り組み、またその内容や範囲を徐々に広げ、最終的には世界に目をむけることを通じて、グローバルリーダーとして活躍するための素養を養う取り組みを実施されています。今回の「大阪フィールドワーク~SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable
Development Goals)について考える特別授業~」はその一環としての取り組みです。
大阪フィールドワークの前半に行われた全体会の様子
昨年、同校で初めての試みとして始まったこの取り組みですが、今年は、高等部2年生の約150名を始め、SDGsの17のゴール別に行う分科会には13の企業・団体から約30名が参加、また、グローバル人財の育成に力を入れられている学校関係者、行政や企業・団体の関係者など多くの方々がオブザーバーとして来場されるなど、2年目にも関わらず、かなり大規模な取り組みとなりました。
今回、マンダムは、分科会に参加・協力していただく企業様へのお声掛けや調整にご協力させていただいたほか、「ゴール12:つくる責任つかう責任」の分科会を担当させていただきました。
約1時間の分科会では、「つくる責任つかう責任」の歴史、国際社会の枠組みや政府・行政の方針、先進企業による取り組みの最新情報、市民社会の動向など、今後、公的機関と企業と生活者とが対応しなければならない課題について解説させていただきました。
今後も、今回のようなさまざまな機会を通じて、サステナビリティ・持続可能な社会の発展の実現を共通のゴールとした「社会との共存・共生・共創」にむけて、多様で幅広いステークホルダーの皆さまとの関係性をさらに強化しながら、未来から選ばれるマンダムグループのCSR推進に努めてまいります。
関西大学中等部・高等部の田尻校長、SGH推進部主任の松村先生を始め、関係者の皆さまに御礼申しあげます。
ありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。
[コメント] 関西大学 中等部 高等部 SGH推進部 主任 松村湖生さま
本校は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)の最終年度である5年目を迎え、「持続可能な地球環境の構築に対するイノベーターの育成」の集大成としてグローバルな視点で探究活動を進めております。
今年度もSDGsの特別授業を計画し、13の企業や団体にご参加いただき、盛大に開催することができました。また、この取組を見学したいということで、約30名の学校関係者や企業、団体様にもお越しいただきました。
昨年に比べ“SDGs”の知名度もずいぶんと上がり、この活動をすることがあたりまえの時代となってきました。この授業に参加した生徒たちが社会に出る頃には今以上にSDGsの活動が盛んになっていることが予想され、そのようなグローバル社会で本校の卒業生たちが活躍してくれることを願っております。
昨年度に引き続き、株式会社マンダム様をはじめとして、この授業に携わってくださった皆さまに心より感謝申しあげます。