サステナビリティニュース Sustainability News
コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2019.01.18
支援学校・支援施設にて「身だしなみ教室」を開催しました。
マンダムでは、知的障がいのある方の自立支援の一環として、就労するにあたり社会で必要とされる“身だしなみ”を身につけていただくことを目的に、「身だしなみ教室」を実施しています。
2018年10~12月には、下記の支援学校・支援施設で開催しました。
- 10月12日(金)社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会支援センターしらさぎ(参加者:57名)
- 11月1日 (木)大阪府立むらの高等支援学校(参加者:27名)
- 11月30日(金)社会福祉法人ライフサポート協会生活訓練つみき(参加者:6名)
開催にあたってそれぞれのご担当者さまと事前打ち合わせを行ない、支援センターしらさぎさま、大阪府立むらの高等支援学校さまでは、「企業実習や就労時に必要な身だしなみ」に重点を置き、生活訓練つみきさまでは、初の試みとして「イラストを利用した身だしなみチェックシート」を作成し、身だしなみについて視覚的にも解かりやすく学んでいただくことに重点を置き、実施いたしました。
また、化粧品を使った体験実習では、参加いただいた皆さまが同時に同じ体験をすることで身だしなみの大切さを共有し合うことができたと思います。開催にあたりご協力いただきました、支援センターしらさぎの皆さま、大阪府立むらの高等支援学校の皆さま、生活訓練つみきの皆さま、ありがとうございました。
後日、大阪府立むらの高等支援学校の生徒の皆さまより授業後の振り返りシートをいただきましたので、その一部を紹介させていただきます。
【コメント】大阪府立むらの高等支援学校 進路指導部 重松 亮さま
本校では2年生の後期職場実習前に身だしなみ教室を開催しています。本校の1期生からお世話になっており、今年で3回目の実施となりました。今回初めて、男子生徒・女子生徒が同時に受講することとなりました。
講義の中では、社会に出るために必要なマナーである清潔感のある身だしなみや、「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いについてなど、丁寧に説明していただきました。清潔感のある身だしなみを体験するために、実際に洗顔フォームや化粧水、寝癖直しなどを使用する方法を学び、実技を行いました。男子生徒のなかには洗顔フォームを初めて使う生徒もおり、実技を行う際には1人ずつ丁寧に言葉かけをしながら指導していただきました。生徒たちは、お互いにきれいになった自分の顔を鏡で見て驚いていました。
身だしなみ教室の翌日は、早速いただいた寝癖直しウォーターで寝癖を直してくる生徒もおり、教えていただいたことをすぐに実践している姿をみることができました。
生徒、教職員ともに、非常に勉強になる時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
【コメント】 社会福祉法人ライフサポート協会生活訓練つみき 青島 未来さま
この度は、「身だしなみ教室」を開催していただきありがとうございました。
普段あまり意識してすることがなかった「身だしなみ」、日常的に使うことのなかった商品を使っての実践は、目をキラキラさせながら興味津々に取り組まれていました。また、洗顔をしたあとのツルツルさにニコニコと笑顔をみせられる学生もおられました。
マンダム様の商品をいただきご家族様は「こんなにいいの!?」と驚かれる様子で喜びの声も…。そして「何より笑顔で挨拶!」は、メンバー・スタッフ全員で意識して取り組んでいこうと再認識することができました。
本当に貴重なお時間をありがとうございました。
【コメント】社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 支援センターしらさぎ 大津 隆一さま
講師の方には、貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。就労を目指している利用者にとって素晴らしい体験となりました。
2時間という短い時間の中で、『身だしなみ』についてとても分かりやすい説明と、商品を使い実際に体験できたことについては、一人ひとりが大切なことなんだと感じ取れたことが、みんなの表情や様子を見てうれしく思いました。中には普段、表情を変えられない方が代表でモデルをされ、みんなから「綺麗!」や「綺麗になった!」等の声かけがあり、席に戻られるときの本人の嬉しそうな笑顔はこれまで見たことのない素晴らしい笑顔でした。
普段からの身だしなみ、清潔にすることが少しでも気が付き身についていけばと思いました。この場を借り、御礼を申し上げます。ありがとうございました。