企業理念と人財理念の共有と実践 Share and Practice of Mandom Group’s Mission
考え方
マンダムグループは、企業理念における考働原則の一つに「人財主義」を掲げ、それに基づき人財理念「個と会社のHAPPY」を策定しており、創業以来社員一人ひとりをグループの財産とみなし、永らく社員(人財)に対する様々な投資を行ってきました。
そのため、マンダムグループの長年にわたる人財に対する取り組みは、マンダムグループの根幹であるグループ企業理念に紐づいた「理念考働」の一環となります。
またマンダムグループの考働原則には、「人財主義」のほか、「チャレンジ・チェンジ・イノベーション」や「全員参画」といった項目も含まれており、社会へのお役立ちの実現に向けて「社員が自ら考え、自律的に行動する」ことを重視しています。
そのためマンダムグループでは、グループ企業理念の深い理解とそれに基づく理念考働の実践が、マンダムグループの目指す「社会へのお役立ち」の実践だけでなく、自律的な考働を通じた社員一人ひとりの「仕事のやりがいや社員のエンゲージメントの向上」にも寄与できるものであると考えています。
この考え方に基づき、マンダムグループでは人財に対する取り組みの基盤となる「社員の企業理念に対する理解と実践の度合い」、およびそれに基づく「社員のエンゲージメント」を測るため、2017年よりマンダムサーベイを導入しています。
そしてこのサーベイ結果から見えた諸課題に対応していくことで、社員の企業理念に対するより深い理解・共感の促進と社員のエンゲージメント向上を目指しています。
理念共創ワークショップの実施
マンダムグループでは、企業理念やコーポレートスローガン「BE ANYTHING, BE
EVERYTHING.」(意味:なりたい自分に、全部なろう。)
の理解・共感の促進を目的とした「理念共創ワークショップ」を、グループ全体で実施しています。
2023年度の日本におけるワークショップでは、職種や部門を超え、役職・年齢の近しい社員同士で企業理念やコーポレートスローガンに関する意見交換やディスカッションを行っています。
このワークショップを通じて、社員がマンダムグループの企業理念とコーポレートスローガンの意味やつながりを深く理解するとともに、生活者の「BE
ANYTHING, BE
EVERYTHING.」を実現するために各社員が実践したい具体的なアクションを社員同士で検討し議論することで、社員一人ひとりに対する企業理念やコーポレートスローガンの更なる理解・共感を図るとともに、これらに基づく理念考働の実践を推進しています。
また海外グループでは、日本で実施したワークショップを水平展開し、現地スタッフ主導で実践することにより、マンダムグループ全体における企業理念やコーポレートスローガンの理解・共感の促進と、グループ社員一人ひとりの考働実践に向けた基盤づくりを推進しています。